わかば薬局 増加している溶連菌感染症 その2

こんにちは、わかば薬局です。


前回に引き続き、今回は溶連菌感染症の一般的な治療とお薬について

お伝えしてきたいと思います🩺


溶連菌感染症の疑いがあるような症状がみられる場合、確認のため検査が行われます。

検査の結果、溶連菌の感染とわかれば、熱やのどの痛みといった症状を緩和するお薬の他に、抗菌薬が出されます。

抗菌薬は病気の原因になっている溶連菌を退治するために、とても重要なお薬です💊


お薬を飲み始めると2~3日程度で熱が下がり、のどの痛みも和らいでくると言われています。

からだに発疹の症状が出ていた場合は、回復する段階で手足の指先から始まる皮むけが認められるようになります。(皮膚落屑)


重要なポイントは、症状が消えても抗菌薬はしっかり飲み続けることです💡

これは確実に溶連菌を退治し、重大な続発症(合併症)を引き起こさないためです。

処方されるお薬の種類によって抗菌薬の服用日数は異なりますが、

医師の処方通りに最後までしっかり飲ませることが大切です。


お子さんに継続してお薬を飲ませるのは大変なことですが💦

リウマチ熱や急性糸球体腎炎といった続発症(合併症)につながることもあります。

必ず指示通りにお薬を飲ませてあげるようにしましょう。


処方されたお薬に関してご不明なことがありましたら、

遠慮なくスタッフまでお声かけ下さい😌

次回は、ご自宅でのケアについてご紹介していきます。

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