わかば薬局 増加している溶連菌感染症 その1

こんにちは、わかば薬局です。


年末年始以降、溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)のお子さんにお薬を出すことが増えています。

全国的に増えているようですが、北海道では例年と比較するとかなり多い印象です💦

すでに、かかってしまったお子さんもいらっしゃるかと思います😥


子どもに多い感染症ではありますが、大人もかかることがありますので、注意が必要です。

今回はこの溶連菌感染症について、数回に分けて簡単にご紹介していきたいと思います📓


〔感染経路〕

飛沫感染、接触感染

〔潜伏期間〕

2~5日

〔主な症状と経過〕

・突然の高熱、のどの痛み、しばしば嘔吐

・発疹、イチゴ舌

・熱が下がると皮膚が膜状に剥けてくる

※厚生労働省「保育所における感染症対策ガイドライン」より


代表的な症状は発熱やのどの痛みで、風邪と違って咳や鼻水が出ないという特徴があります。

(3歳未満では、あまり熱が上がらないと言われています)

体や手足に小さくて紅い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブ(イチゴ舌)ができたりします。

その他に、頭痛や腹痛、首のリンパの腫れ、嘔吐等もみられることがあります。


小さなお子さんにとっては、いずれも辛い症状です💦

風邪と似通った症状もありますが、きちんと検査をして溶連菌感染症かどうか判別してもらい、適切な治療を受ける必要があります。


次回は、一般的な治療やお薬についてご説明しようと思います。

引き続き、お付き合いください🙇‍♂️

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